さつまいもを甘くするには、低めの温度で時間をかけて加熱するのが基本です。さつまいもに含まれるでんぷんが、加熱中に甘みのある糖へ変わる時間をつくることで、電子レンジで短時間加熱するより甘く感じやすくなります。
さつまいもを甘くする基本の方法は「低温でじっくり焼く」こと
家庭で作りやすいのは、オーブンやトースターでゆっくり焼く方法です。細いものは短時間、太いものは長時間かかるため、時間は大きさによって調整してください。
- さつまいもを水で洗い、表面の水分を軽く拭き取ります。
- 皮にフォークなどで数か所穴を開けます。
- アルミホイルで包むか、天板にそのまま置きます。
- 150〜 su? 170℃程度のオーブンで、60〜90分を目安に加熱します。
- 竹串や箸を中心まで刺し、抵抗なく通れば完成です。
特に甘さを重視するなら、急に高温にせず、低めの温度でじっくり加熱するのがポイントです。加熱時間は目安であり、品種や太さ、オーブンの性能によって変わります。
電子レンジだけでは、甘さより手軽さを優先した仕上がりになりやすい
電子レンジは短時間で柔らかくできますが、加熱が急に進むため、低温でじっくり焼いた場合ほど甘くならないことがあります。時間をかけられないときの方法として使うとよいでしょう。
- 洗ったさつまいもを濡らしたキッチンペーパーで包みます。
- その上からラップで包みます。
- 電子レンジで加熱し、竹串が通るまで様子を見ながら追加加熱します。
- 可能であれば、最後にトースターやオーブンで表面を焼きます。
電子レンジのワット数やさつまいもの大きさによって加熱時間が変わるため、最初から長時間加熱せず、数分ずつ追加してください。電子レンジで加熱したさつまいもをオーブンで焼いても、最初から低温でじっくり焼いた場合と同じ仕上がりになるとは限りません。
蒸す場合も、弱めの火で時間をかける
蒸し器を使う場合は、強火で一気に加熱するより、さつまいもの中心までゆっくり熱を通すほうが甘みを感じやすくなります。
- さつまいもを洗い、蒸し器に並べます。
- 蒸気が上がったら、強すぎない火加減で蒸します。
- 竹串が中心まで通ることを確認します。
- 火を止めたあと、数分置いてから取り出します。
蒸す方法は水分が残りやすく、しっとりした食感に仕上がります。焼きいものような香ばしさを加えたい場合は、蒸したあとにトースターで表面を焼きます。
さらに甘くしたいときは、品種と保存状態も確認する
加熱方法だけでなく、さつまいもの品種や収穫後の状態によっても甘さは変わります。一般に、ねっとりした食感の品種は甘みを強く感じやすく、ほくほくした品種は粉質の食感を楽しみやすい傾向があります。
購入後すぐのものより、適切に保存されているもののほうが甘く感じられる場合もあります。ただし、保存条件によっては傷みやすくなるため、長期間置けば必ず甘くなるとは限りません。
保存するときは、土が付いていても水洗いせず、風通しのよい場所で保管します。冷えすぎる場所は避け、表面にカビ、異臭、汁が出ている部分などがあれば食べないでください。
甘いさつまいもに仕上げるためのコツ
- 低温でじっくり加熱する:オーブンなら150〜170℃程度を目安にする
- 太さに合わせて加熱時間を変える:太いものは中心まで時間がかかる
- 竹串で中心を確認する:表面だけ柔らかくても、中心が硬いことがある
- 電子レンジは時短用と考える:甘さ重視なら、低温加熱のほうが向いている
- 傷んだものは使わない:甘さを出すために無理に保存しない
さつまいもを甘くする方法の結論
さつまいもを甘くするなら、洗ったものを150〜170℃程度のオーブンで、中心までゆっくり加熱するのがおすすめです。時間がない場合は電子レンジを使えますが、甘さを優先するなら、急速加熱よりも低温でじっくり焼く方法を選びましょう。







