秋の食材を使ったアレルギー対応レシピには、さつまいも、かぼちゃ、きのこ、れんこんなどを使った料理があります。調味料や加工品をできるだけ使わず、素材の味を生かすと、特定のアレルゲンを避けやすくなります。
ただし、レシピにアレルギー表示がない食材を使っていなくても、調味料の原材料や調理器具から混入する可能性があります。食べられる食材は一人ひとり異なるため、材料表示と調理環境を必ず確認してください。
さつまいもときのこの秋ごはん
米とさつまいもを使う、しょうゆやだしを使わない炊き込みごはんです。調味料の確認が必要な場合でも、材料をシンプルにできます。
材料(2〜3人分)
- 米:2合
- さつまいも:150〜200g
- 塩:小さじ1
- 水:炊飯器の2合の目盛りまで
- 黒ごまや白ごま:使用できる場合のみ
作り方
- 米をとぎ、炊飯器に入れて通常どおりの水加減にします。
- さつまいもをよく洗い、皮を残す場合は両端を切り落として1〜2cm角に切ります。
- 米の上にさつまいもをのせ、塩を加えます。混ぜずにそのまま炊飯します。
- 炊き上がったら、さつまいもを崩さないように全体を混ぜます。
市販のだし、炊き込みごはんの素、しょうゆを加えると、原材料の確認が必要になります。使う場合は、対象のアレルゲンが含まれていないか、商品ごとの表示を確認してください。
乳製品を使わないかぼちゃのポタージュ
牛乳や生クリームの代わりに、かぼちゃと米でとろみをつけるスープです。水だけで作るため、使用する調味料を選びやすいレシピです。
材料(2〜3人分)
- かぼちゃ:250g
- 玉ねぎ:1/4個
- 炊いた米:大さじ2
- 食用油:小さじ1
- 水:400ml
- 塩:適量
作り方
- かぼちゃの種とわたを取り、2〜3cm角に切ります。玉ねぎは薄切りにします。
- 鍋に食用油を入れ、玉ねぎを弱火で炒めます。
- かぼちゃ、炊いた米、水を加え、かぼちゃがやわらかくなるまで煮ます。
- 粗熱を取り、使用できる調理器具でなめらかになるまでつぶします。ハンドブレンダーを使う場合は、器具に他の食材が付着していないか確認します。
- 鍋に戻して温め、塩で味を整えます。
市販のコンソメやルウは、乳成分、小麦、大豆などを含むことがあります。使わずに作るか、食べられることを確認した商品だけを使用してください。
きのこと秋野菜の蒸し煮
きのこ、れんこん、にんじん、さつまいもを蒸し煮にする、しょうゆを使わない副菜です。複数の秋食材を一度に使えます。
材料(2〜3人分)
- しめじ、まいたけなどのきのこ:合計100g
- れんこん:80g
- にんじん:1/3本
- さつまいも:100g
- 水:100ml
- 塩:少々
- 食用油:小さじ1
作り方
- きのこは食べやすくほぐします。れんこん、にんじん、さつまいもは薄めの食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に食用油を入れ、れんこん、にんじん、さつまいもを軽く炒めます。
- きのこと水を加えてふたをし、弱火で具材がやわらかくなるまで蒸し煮にします。
- 塩で味を整えます。水分が多い場合は、ふたを外して少し煮詰めます。
きのこは種類によって食感や香りが異なります。初めて食べるきのこを使う場合や、乳幼児に出す場合は、食べやすい大きさにして、十分に加熱してください。
アレルギー対応にするときの確認ポイント
レシピの材料だけでなく、調味料、加工品、調理器具、取り分け方まで確認することが大切です。
- 加工品の表示を確認する:だし、コンソメ、カレールウ、ドレッシング、しょうゆなどは、商品によって原材料が異なります。
- 代用品を自己判断で置き換えない:牛乳の代わりに豆乳を使う場合、豆乳は大豆を含みます。小麦粉の代わりに米粉を使う場合も、製造場所や商品表示を確認します。
- 調理器具を分ける:まな板、包丁、鍋、菜箸などに他の食材が付着していると、意図しない混入につながる可能性があります。
- 取り分けを先に行う:家族の料理にしょうゆやバターなどを加える場合は、アレルギー対応の料理を先に取り分けます。
- 表示を毎回確認する:同じ商品名でも、原材料や製造ラインが変わることがあります。購入時に容器の表示を確認してください。
「アレルギー対応」と表示された商品でも、対象者のアレルゲンに対応しているとは限りません。食物アレルギーの診断を受けている場合は、医師や管理栄養士から指示されている除去範囲を優先してください。
秋の食材を安全に取り入れる考え方
まずは、食べられることが確認できている秋の食材を選び、味付けを塩だけにすると材料表示の確認箇所を減らせます。新しい食材や代用品を試すときは、体調のよい日に少量から始め、異変があれば食べるのをやめて医療機関へ相談してください。
今回のレシピでは、さつまいも、かぼちゃ、きのこ、れんこんなどを使いました。最初に行うことは、使用する食材と調味料の表示を確認し、対象者が食べられる材料だけで作れるかを確かめることです。







