銀杏の下処理は、果肉を取り除いて洗い、乾燥させてから殻を割るのが基本です。果肉はにおいが強く、皮膚に触れるとかぶれることがあるため、手袋を使って作業してください。
銀杏の下処理方法
-
果肉を外す
銀杏を水に入れ、ゴム手袋を着けて果肉を手で取り除きます。果肉が残っていると、においや傷みの原因になります。
-
水でよく洗う
種の表面に付いた果肉を、流水でこすりながら洗い流します。ざるやブラシを使うと、細かい部分まで落としやすくなります。
-
しっかり乾燥させる
洗った銀杏を新聞紙やキッチンペーパーに広げ、風通しのよい場所で乾かします。表面の水分が残っていると、保存中にカビが生えやすくなります。
-
殻を割る
乾いた銀杏の殻に、銀杏割り器やペンチなどで軽く力を加えます。殻を完全に砕くのではなく、ひびを入れる程度にすると、中身を取り出しやすくなります。
-
加熱して薄皮を取る
殻を割った銀杏を加熱し、薄皮をむきます。薄皮が残っていても食べられますが、取り除くと口当たりがよくなります。
果肉を取り除くときの注意点
銀杏の果肉には、皮膚への刺激やかぶれの原因になる成分が含まれています。素手で触らず、ゴム手袋を着けて作業することが大切です。
作業に使った道具は、果肉が残らないように洗剤で洗ってください。洗い終わった後は、手袋を外してから手もよく洗います。
果肉のにおいが強い場合は、屋外や換気のよい場所で作業すると扱いやすくなります。
殻付き銀杏を加熱する方法
フライパンで炒る方法
殻にひびを入れてから、油を引いていないフライパンで加熱します。弱めから中程度の火で転がしながら炒り、殻の中身が鮮やかな緑色になって火が通ったら取り出します。
加熱中に殻がはじけることがあるため、ふたをしておくと安全です。加熱後は殻と薄皮をむき、塩を振ったり、料理に使ったりします。
ゆでる方法
殻にひびを入れた銀杏を熱湯でゆで、火が通ったら冷水に取ります。粗熱が取れたら、殻と薄皮をむきます。
ゆでる方法は、茶わん蒸しや炊き込みご飯など、炒らずに料理へ使う場合に向いています。
電子レンジを使う方法
殻にひびを入れた銀杏を数個ずつ封筒や耐熱容器に入れ、様子を見ながら短時間ずつ加熱します。殻が破裂することがあるため、密閉容器には入れないでください。
電子レンジは加熱むらが出やすいため、数を多く入れすぎず、加熱後に火の通りを確認します。
下処理した銀杏の保存方法
すぐに使わない場合は、殻付きのまま十分に乾かしてから、湿気の少ない場所で保存します。むいた銀杏は乾燥しやすいため、密閉容器や保存袋に入れて冷蔵し、早めに使ってください。
長く保存したい場合は、殻を割って薄皮をむいた後、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。使う分だけ取り出して加熱すると便利です。
銀杏を食べるときの注意
銀杏には、食べ過ぎによって体調不良を起こすことがある成分が含まれています。特に子どもは影響を受けやすいため、少量にとどめ、子どもだけで食べさせないようにしてください。
吐き気、めまい、けいれんなどの症状が出た場合は、食べるのをやめて医療機関へ相談してください。症状が強い場合や意識に異常がある場合は、救急車を呼ぶことを検討します。
銀杏の下処理は、手袋をして果肉を除き、よく洗って乾燥させ、殻にひびを入れてから加熱するのが基本です。果肉を残さないことと、加熱後も食べ過ぎないことがポイントです。







