かぼちゃを丸ごと切るときは、まな板の上で動かない向きに置き、包丁を一気に押し込まず、少しずつ切り進めるのが基本です。硬くて包丁が動かない場合は、無理に力をかけず、電子レンジで少し加熱すると切りやすくなります。
かぼちゃを丸ごと切る基本の方法
用意するものは、よく切れる包丁、滑りにくいまな板、キッチンペーパーなどです。濡れたまな板や小さな包丁は、かぼちゃが動いたり刃が抜けなくなったりしやすいため避けます。
- かぼちゃの表面を洗い、水分をしっかり拭き取ります。
- ヘタを横にして、かぼちゃをまな板の上に置きます。転がる場合は、下側を少し切って平らにします。
- 包丁の刃先をかぼちゃの中央付近に当て、手のひらで強く押し込むのではなく、刃を前後に動かしながら少しずつ切ります。
- 半分まで切れたら、かぼちゃを回して反対側から同じように切ります。
- 最後まで刃が通ったら、両手でゆっくり開きます。種とワタはスプーンで取り除きます。
かぼちゃが大きくて半分に切りにくい場合は、最初から真横に切ろうとせず、ヘタを避けて少しずつ切ると刃が入りやすくなります。
包丁が入らないときは電子レンジで柔らかくする
生のかぼちゃが硬すぎる場合は、表面に数か所穴を開けてから電子レンジで加熱すると、皮と果肉が少し柔らかくなります。加熱時間は、かぼちゃの大きさや電子レンジの出力によって変わるため、短時間ずつ様子を見てください。
- かぼちゃの表面を洗い、水分を拭き取ります。
- フォークなどで皮に数か所穴を開けます。穴を開けずに丸ごと加熱すると、内部の蒸気で破裂するおそれがあります。
- 電子レンジ対応の皿に置き、500〜600Wでまず2〜3分加熱します。
- 取り出すときは熱いので、ふきんやミトンを使います。
- 触って少し切りやすくなっているか確認し、まだ硬ければ30秒〜1分ずつ追加加熱します。
- 粗熱が取れたら、基本の方法で切ります。
加熱直後のかぼちゃは熱く、蒸気も出ます。切る前に少し冷まし、包丁を入れるときは皮が滑らないように注意してください。
包丁が途中で動かなくなったときの対処法
包丁がかぼちゃの中で止まったら、そのまま左右に大きく揺らしたり、上からたたいたりしないでください。刃が折れたり、かぼちゃが急に割れて手を傷めたりするおそれがあります。
- 包丁を進行方向とは反対に、ゆっくり抜く
- かぼちゃを回し、反対側から別の位置を切る
- 電子レンジで追加加熱してから、もう一度切る
刃が抜けない場合は、まな板の上でかぼちゃを動かさず、包丁の柄を持って慎重に戻します。力を入れて解決しようとせず、難しい場合は作業を中止してください。
切った後に使いやすくする方法
半分に切ったかぼちゃは、断面を下にして置くと安定します。さらに料理に合わせて、次のように切り分けます。
- 煮物:半分をさらに2〜4等分し、スプーンで種とワタを取ってから食べやすい大きさに切る
- 天ぷら:種とワタを取った後、皮付きのまま薄めに切る
- スープやペースト:皮を取り、火が通りやすい大きさに切る
皮を切るときも、かぼちゃを手で持ったまま包丁を入れず、まな板の上に置いて切ってください。加熱後なら皮が柔らかくなるため、包丁で無理に削らず、スプーンなどで果肉を外す方法も使えます。
丸ごとのかぼちゃを切るときの注意点
- 包丁の刃先をかぼちゃに深く突き立てない
- かぼちゃを手で押さえながら、反対の手で切らない
- 濡れた包丁やまな板を使わない
- 硬いヘタを無理に正面から切らない
- 包丁が止まった状態で、上からたたかない
特に硬いかぼちゃは、包丁の切れ味よりも置き方と力のかけ方が重要です。転がらないように置く、少しずつ切る、硬ければ短時間加熱するという順番で進めると、安全に切り分けやすくなります。







