きのこを水っぽくしない炒め方の基本は、水分をよく拭き取り、フライパンを十分に温め、少量ずつ炒めることです。塩やしょうゆなどの調味料は早く入れすぎず、きのこの水分を飛ばしてから加えると、べたつきにくく香ばしく仕上がります。
きのこを水っぽくしない炒め方
- きのこの表面の水分を拭き取る
汚れが気になる場合は、濡らして固く絞ったキッチンペーパーで拭きます。水で洗った場合は、キッチンペーパーでしっかり水分を取ってから切ってください。 - 食べやすい大きさに切り、炒める直前まで広げておく
切ったきのこを重ねたまま置くと、水分がこもりやすくなります。炒めるまで時間があるときは、キッチンペーパーの上に広げておきます。 - フライパンを中火から強めの中火で温める
フライパンが温まってから油を入れます。油が多すぎると、きのこの水分が飛ぶ前に油っぽくなりやすいため、全体に行き渡る程度にします。 - きのこを重ならないように入れる
フライパンに入れたとき、きのこが山盛りになるなら2回以上に分けます。重なった状態では蒸し焼きになり、水分が抜けにくくなります。 - 最初はあまり動かさずに焼く
入れてすぐ混ぜ続けるより、片面を少し焼いてから返すほうが焼き色を付けやすくなります。水分が出てきたら、混ぜながら蒸発させます。 - 水分が減ってから味付けする
きのこがしんなりし、フライパンの底に水分がほとんど残らなくなったら、塩、こしょう、しょうゆなどを加えます。しょうゆや酒などの液体調味料は、仕上げに少量ずつ入れて水分を飛ばします。
水っぽくなりやすい原因と対策
| 原因 | 水っぽくしない対策 |
|---|---|
| きのこを一度に入れすぎる | フライパンに重ならない量ずつ炒める |
| フライパンが温まる前に入れる | 先にフライパンを温めてから油ときのこを入れる |
| ふたをしている | ふたを外し、水蒸気を逃がす |
| 洗った水分が残っている | 水分を拭き取り、炒める直前に切る |
| 塩や液体調味料を早く入れている | きのこの水分を飛ばしてから味付けする |
塩を入れるタイミングは仕上げが基本
塩を早く入れると、きのこから水分が出やすくなり、炒め物がべたつくことがあります。そのため、歯ごたえや香ばしさを残したい場合は、きのこを焼いて水分を飛ばした後に味付けするのが基本です。
ただし、料理によってはきのこをしんなりさせるために、途中で塩を加えることもあります。水っぽくしたくない炒め物では、まず無塩で炒め、最後に味を整える方法が向いています。
種類の違うきのこを一緒に炒めるときのコツ
しめじ、まいたけ、エリンギ、しいたけなどを混ぜる場合も、全体を詰め込みすぎないことが大切です。大きさの違うきのこは火の通り方が変わるため、エリンギのような厚みのあるものは薄めに切り、火が通りにくいものから入れると炒めやすくなります。
きのこの種類や量によって出る水分は異なるため、完全に水分を出さないことはできません。フライパンの底に水分が残ったときは、具材を広げて加熱し、蒸気を逃がしながら水分が少なくなるまで炒めてください。
きのこを香ばしく仕上げるポイント
- きのこを炒める前に、表面の水分を拭き取る
- フライパンを温めてから、少量の油で炒める
- 一度に入れすぎず、必要なら分けて炒める
- ふたをせず、水蒸気を逃がす
- 塩やしょうゆは水分を飛ばしてから加える
「乾かす・詰め込まない・味付けを後にする」の3点を守ると、きのこは水っぽくなりにくく、焼き色と歯ごたえを残して炒められます。







