秋食材で低カロリーに仕上げるなら、きのこ・白菜・なすなどの野菜を主役にし、油や調味料を使いすぎない調理法を選ぶのがポイントです。かぼちゃやさつまいもは秋らしく栄養もありますが、食べる量が多いとカロリーが上がるため、主食やほかのいも類との置き換えに向いています。
ここでは、1人分をおおむね300kcal以下に抑えやすい秋食材のレシピを紹介します。カロリーは食材の大きさや商品によって変わるため、目安として見てください。
秋食材を低カロリーに使うコツ
低カロリーに仕上げやすいのは、蒸す、ゆでる、焼く、電子レンジで加熱するといった調理法です。油を使う場合は、小さじ1杯を目安にすると量を管理しやすくなります。
- きのこ、白菜、なすなどで料理のかさを増やす
- かぼちゃやさつまいもは、主食の代わりに適量を使う
- 肉は皮を外した鶏むね肉やささみを選ぶ
- ドレッシングやマヨネーズをかけすぎない
- 汁物は具材を増やし、汁を飲みすぎない
きのこと鶏むね肉のレンジ蒸し
きのこのうま味と鶏むね肉を組み合わせた、油をほとんど使わない主菜です。電子レンジで加熱できるため、調理後の洗い物を減らしたいときにも向いています。
材料(1人分)
- 鶏むね肉(皮なし)……100g
- しめじ……50g
- えのきたけ……50g
- 長ねぎ……20g
- 酒……小さじ1
- ポン酢しょうゆ……小さじ2
- おろししょうが……少量
カロリーは約170〜200kcalが目安です。
作り方
- 鶏むね肉をそぎ切りにし、しめじは小房に分け、えのきたけは食べやすい長さに切ります。
- 耐熱容器にきのこ、鶏むね肉、長ねぎを入れ、酒をかけます。
- ふんわりとラップをかけ、電子レンジで加熱します。鶏肉の厚さや電子レンジの出力によって加熱時間が変わるため、中心まで火が通ったことを確認してください。
- ポン酢しょうゆとおろししょうがをかけて完成です。
鶏肉の中心が赤い場合は、追加で加熱してください。鶏肉を薄く切ると火が通りやすくなります。
鮭ときのこのホイル焼き
秋が旬の鮭ときのこを使う定番料理です。ホイルで包むことで、少ない油でも食材の水分と香りを生かせます。
材料(1人分)
- 生鮭……1切れ(80〜100g)
- しめじ……50g
- しいたけ……1枚
- 玉ねぎ……30g
- 酒……小さじ1
- みそ……小さじ1
- みりん……小さじ1
カロリーは約220〜280kcalが目安です。鮭の大きさや、みその量によって変わります。
作り方
- しめじを小房に分け、しいたけと玉ねぎを薄切りにします。
- アルミホイルに玉ねぎ、鮭、きのこの順にのせます。
- 酒をかけ、みそとみりんを混ぜたものを鮭に塗ります。
- ホイルをしっかり包み、フライパンまたはオーブントースターで鮭に火が通るまで加熱します。
バターを加えると風味は増しますが、その分カロリーも上がります。低カロリーを優先する場合は、レモンや黒こしょうで香りを足すとよいでしょう。
かぼちゃと豆腐の和風スープ
かぼちゃを少量使い、豆腐ときのこで満足感を補うスープです。かぼちゃだけを大量に使うよりも、全体のカロリーを抑えやすくなります。
材料(2人分)
- かぼちゃ……100g
- 木綿豆腐……150g
- まいたけ……50g
- 玉ねぎ……50g
- だし汁……400ml
- みそ……大さじ1
- 小ねぎ……少量
1人分のカロリーは約130〜170kcalが目安です。
作り方
- かぼちゃを小さめの一口大に切り、玉ねぎを薄切りにします。まいたけは食べやすくほぐします。
- 鍋にだし汁、かぼちゃ、玉ねぎを入れて煮ます。
- かぼちゃがやわらかくなったら、まいたけと食べやすく切った豆腐を加えます。
- 火を弱め、みそを溶き入れます。器に盛り、小ねぎを散らします。
みそを入れた後に強く煮立てると風味が変わりやすいため、温める程度に仕上げます。汁を飲みすぎると塩分の摂取量も増えるため、具材を多めにすると食べやすくなります。
さつまいもときのこのヨーグルトサラダ
さつまいもの甘みを生かし、マヨネーズの代わりに無糖ヨーグルトを使うサラダです。さつまいもを使う料理では、主食の量を少なめにすると全体のカロリーを調整しやすくなります。
材料(2人分)
- さつまいも……150g
- しめじ……50g
- 無糖ヨーグルト……大さじ2
- 粒マスタード……小さじ1
- 塩……少量
- 黒こしょう……少量
1人分のカロリーは約120〜160kcalが目安です。
作り方
- さつまいもを1cmほどの角切りにし、水にさらします。
- 耐熱容器にさつまいもを入れ、やわらかくなるまで電子レンジで加熱します。
- しめじを別に加熱し、さつまいもと合わせます。
- ヨーグルト、粒マスタード、塩、黒こしょうを混ぜて和えます。
さつまいもは糖質とカロリーがあるため、食事全体ではごはんやパンの量を減らして調整します。はちみつや砂糖を加えなくても、さつまいもの甘みで食べやすくなります。
なすときのこの焼きびたし
なすときのこを焼いてから、だしのきいたつゆに浸す副菜です。揚げずに作ることで、なすが油を吸う量を抑えられます。
材料(2人分)
- なす……2本
- エリンギ……1本
- だし汁……100ml
- しょうゆ……小さじ2
- みりん……小さじ1
- おろししょうが……少量
- 油……小さじ1
1人分のカロリーは約70〜100kcalが目安です。
作り方
- なすを縦半分に切り、皮に浅く切り込みを入れます。エリンギは食べやすい大きさに切ります。
- フライパンに油を広げ、なすとエリンギを焼きます。
- 鍋または耐熱容器にだし汁、しょうゆ、みりんを合わせます。
- 焼いた野菜をつゆに浸し、粗熱が取れたらおろししょうがを加えます。
なすに油を多く吸わせたくない場合は、フライパンに油を入れてから全体に広げ、途中で油を追加しない方法が使えます。焦げそうなときは少量の水を加えてください。
秋食材の選び方でカロリーを調整する
秋食材には、低カロリーなものと、少量でもエネルギーが高めのものがあります。料理の目的に合わせて使い分けると、食事全体を調整しやすくなります。
| 食材 | 使い方のポイント |
|---|---|
| きのこ | 炒め物、スープ、蒸し料理のかさ増しに使う |
| 白菜 | 鍋やスープの具材にして、料理の量を増やす |
| なす | 揚げずに焼く、蒸すなどして油の量を抑える |
| かぼちゃ | 主食やほかのいも類と重ねず、適量を使う |
| さつまいも | おやつではなく、主食の一部として取り入れる |
| 鮭 | 揚げずに焼く、蒸す、ホイルで包む |
特にカロリーが上がりやすいのは、食材そのものよりも、揚げ油、バター、マヨネーズ、砂糖の使いすぎです。秋食材の味を生かし、香辛料、酢、レモン、だしなどで味を補うと、油や調味料を減らしやすくなります。
低カロリーでも満足しやすい献立の組み合わせ
主菜に鮭や鶏むね肉を使い、副菜にきのこやなす、汁物に白菜や豆腐を使うと、秋食材を取り入れながら食事を組み立てられます。
- 主菜:鮭ときのこのホイル焼き
- 副菜:なすときのこの焼きびたし
- 汁物:かぼちゃと豆腐の和風スープ
かぼちゃやさつまいもを使う日は、ごはんの量を普段より調整すると、糖質やカロリーが重なりにくくなります。一方で、食事量を極端に減らすのではなく、たんぱく質や野菜も組み合わせることが大切です。
秋食材で低カロリーに作るなら、まずはきのこや白菜を料理の土台にし、鮭、鶏むね肉、豆腐などを組み合わせてください。かぼちゃやさつまいもは量を決め、主食との置き換えとして使うと、季節感とカロリー調整を両立しやすくなります。







